2009年10月18日日曜日

写真展「ここにいる」がいよいよ終わりに近づいてきた。一人静かにメロンパンなぞかじっていると、考えることが次から次に出てきて。それらが自分が生きていることとあまりにも密接していて。

目の前の世界がジャングルだったら、と想像することがある。もちろん実際に見ているのはスタッフルームの雑然とした棚なんだけれど、一度枠を外してみる。生きていくのにギリギリの状況を想起する。目の前のもの全てを利用して生き延びていかなければならないとする。

・・・少しだけ見えている本のタイトルの続きはなんだろうか。ティッシュ箱の影に隠れているものはなんだろうか、あのスプーンに別の使い道はないだろうか・・・。わずかな断片が同等の重さを持って見えてくる。それは感情が見せてくれるメルヘンとは違う、それぞれが今ここにあり、繋がっているという絶体感だ。

シンプルな欲望と行動と。腹ぺこの人間が考えていることは、野ウサギを仕留めるためにどのような罠を作ろうかということ。食べなきゃ、死ぬよ。ならば生きていることと食べることを繋ぐ、最もシンプルな行動を選択せよ。そのような思考ができる場所になるべく自分の身を置いておけ。そのために身体と感覚が備わっているのだから。そして自らを養う糧を捕らえるなり、作るなりせよ。

あ、ジャングルに野ウサギはいないか。

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